Macstudio(Ventula)の初期設定
Mac Studio(Ventula)の初期設定
Mac Studioを初めて設定する際には、Bluetoothマウスが認識しないことがあるため、有線マウスを用意しておくことをおすすめします。
また、Ventulaの更新が入る際には、5分ほどアップデートが進まないことがありますが、待っていれば進むようです。
更新が進むと、3回前後再起動がかかることがあります。
外部モニタを利用する場合には、スリープ復帰しないことがあるため、HDMIを抜き差しする必要があります(DisplayPortだと問題ないようです)
Mac Studioの環境
- Mac Studio M2/Max
- キーボード:Keychron K2
- マウス:logicool MX Master3
- ソフトウェア:設定後にAlfred、LittleSnitchを利用
macOS(Ventula)インストール後に行うこと
- AppleIDやiCloudの設定は済んでるものとする
- 全ての初期設定が済んだ時点で、TimeMachineでバックアップ Macをインストールした後には、私の環境においては、以下の設定を行いました。
システム環境設定
一般
- コンピュータ名を変更(氏名が入っていれば削除しておいた方が良い)
共有
- ローカルホスト名(MacStudio)
- リモートログインにチェック(SSH接続)
デスクトップとDock
- Dockを自動的に表示/非表示にチェック
- 操作スペースを自動的に並べ替える → オフ
- 最近使ったアプリケーションをDockに表示 → オフ
マウス
- ナチュラルなスクロール オフ
- 軌跡の速さとスクロールの速さを速くする
日付と時刻
- 近くのTimeサーバーがあれば適宜変更 (ntp.nict.jp)
- 正しく時刻が同期されない場合は、時間帯をチェックし、日本になっているか確認
キーボード
- Keychron US配列使用
- キーのリピート:一番速い
- リピート入力認識までの時間:一番速い
- caps lockとcontrolキーの入れ替え(キーボードの修飾キーから入れ替え)
- spotlightでコマンド+スペースをOption+スペースに変更
Siriとspotlight
- アプリケーション以外のチェックを外す
あとは、Alfredに任せることができます。
修飾キー
- Windows風のキー操作にチェック(日本語確定を1回にしたい)
- 数字を全角入力のチェックを外す
入力ソース
- 前の入力ソースを選択をシフト+コマンド+スペースに変更
- 入力メニューの次のソースを選択をコマンド+スペースに変更
このような設定にすることで、コマンド+スペース時に切り替え画面が表示されずに切り替えが出来ます。
ログインパスワード
- Apple WatchをでこのMacのロックを解除にチェックし、該当のApple WatchをON
- iCloudで同一アカウントでサインインし、BluetoothとWiFiをOnにする必要があります。
プライバシーとセキュリティ
- FireVaultをオフ(自宅用のデスクトップで自分一人しか使わないし、自動ログインを可能にしたいので)
ネットワーク
- ファイアウォールはオンにした方が良いが、LittleSnitchに任せるのでオフ
- プライバシー
- ターミナル(iTermなど)から、いろんなディレクトリにアクセスするので、
フルディスクアクセス
でアクセス許可するアプリを登録し、有効にしておく
- ターミナル(iTermなど)から、いろんなディレクトリにアクセスするので、
ロック画面
- 使用していない場合はスクリーンセーバを開始 しない
- スクリーンセーバの開始後またはディスプレイがオフになったあとにパスワードを要求をしないへ設定(自宅等一人で利用する場合)
ネットワーク
- IPアドレスのトラッキングを制限: 無効
- EthernetのDHCPを手動でIP固定 (192.168.1.20): 自宅内の機器からSSH接続したいので固定
- IPv6を構成: リンクローカルのみ
- DNS: 自宅サーバーのdnsmasq (192.168.1.10)
Finder 設定
表示
- Finderを開いて、設定を開く
- Finder > 表示 の「パスバーを表示」を有効
詳細
- 「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックする
- 「拡張子を変更する前に警告を表示」のチェックを外す
サイドバー
- 表示する項目でミュージック・ピクチャ、自分のユーザにチェック
- TIPS: Finderのサイズはoptionを押しながらサイズを調整することで、次回以降も同じウィンドーサイズで起動することができる
ターミナルによる設定変更
# スクリーンショットの撮影時に影を含めない
$ defaults write com.apple.screencapture disable-shadow -boolean true
# Finderで常に隠しファイルを表示する
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles true
(隠しファイルの表示・非表示の切り替えはFinder上で⌘+Shift+.でトグルできる)
# SystemUIServerを再起動して設定を反映させる
$ killall SystemUIServer
# KeyRepeatを更に早くする
(GUIによる最速値:KeyRepeat=2,InitialKeyRepeat=15)
$ defaults write NSGlobalDomain KeyRepeat -float 1.6
$ defaults write NSGlobalDomain InitialKeyRepeat -int 13
# ネットワークドライブ上への .DS_Store ファイルの生成を抑制
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true
# USB上への .DS_Store ファイルの生成を抑制
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteUSBStores -bool true
SSHセキュリティ
リモートログイン(SSH)を有効にしている場合
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
PermitRootLogin no
PubkeyAuthentication yes
PermitEmptyPasswords no
## SSH 再起動
$ sudo launchctl stop com.openssh.sshd
sshの再起動はコマンドラインでなくGUIでリモートログインを一旦オフにしてオンにしても良い
鍵認証でユーザ認証が必要なければ、sshd_config内にPasswordAuthentication no
とChallengeResponseAuthentication no
にすることで、セキュリティが高まる。
アプリ
私の環境では、下記のアプリが必須です
アプリのインストールでは、Homebrewをインストールし、ほとんどのアプリがbrewでインストール可能です
- LittleSnitch
- Alfred
- Yoink
- Magnet
- Popclip
- Resilio-Sync
- Bitwarden
- Transmit
- Visual Studio Code
- Google Chrome
- iTerm2
- Slack
- Notion
- ESET
- Senei
- kindle
- HyperSBI
- Docker
VSCodeやChromeなどアカウント同期設定にしていると、他のMacで利用した環境を引き継げるし、その他のアプリやドットファイル・SSHファイルでもResilio-Syncでほとんどの設定ファイルを共有しているので、ほぼ設定要らずで楽です